「福井県母子寡婦福祉指導者研究集会」を開催。

日 時令和4年6月12日(日)12時40分~15時20分
会 場あわら市中央公民館
参加者55名

 この研究集会は、ひとり親家庭や寡婦の自立と子どもの健全な育成、さらに福祉の向上を目指し毎年開催しており、今年も県健康福祉部児童家庭課長 広部真寿美 様を来賓としてお迎えし、「母に幸あれ」の斉唱、平等会長のあいさつで開会しました。
 開会式に続いて県健康福祉部児童家庭課主任 井上美奈子 様からひとり親に対する国の制度改正、コロナ対策および県のひとり親家庭自立支援計画の概要などの行政の説明がありました。
 その後分科会に分かれ活発に意見交換が行われました。

 第1分科会の母子部では「こんな制度があったらいいな」をテーマに、奨学金など子どもの学習に関する支援についての意見のほか子どもの躾、寡婦控除制度、情報を得る機会など活発な議論が交わされました。
 第2分科会の若年寡婦部では「各地区総会どんなんかな」をテーマに意見交換が行われ、コロナ禍の影響で中止、縮小など充分な交流ができず苦労したとの意見が多くでました。
 第3分科会の寡婦部では「みんなでやりたいこと なあに」をテーマに意見交換が行われ、高齢になると身体的、経済的に不自由になるうえにコロナ禍で十分な活動、参加ができず苦労しているとの意見が多くでました。
 各分科会で議論した内容は全体会で報告され、閉会式では研究討議の結果をうけて、あわら市母子連前母子部長の決議文朗読によって要望事項、申し合わせ事項が決議されました。
 最後に「生き抜く白百合」斉唱、副会長の閉会のことばで閉会しました。